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公開日:2018年12月23日 更新日:2018年12月23日

舎人文化市が開催されました

買い求めるお客様で長蛇の列

一人で数袋ものゴボウを買う方も

◆舎人(とねり)文化市
江戸時代、舎人地区を通る旧赤山街道沿いでは年の瀬になると市が開かれ、ゴボウを中心に売られていたことから、当時は「ゴボウ市」と呼ばれていた。農家の庭先を販売会場とし開催していたが、昭和43年、街道の道路拡幅工事によりゴボウ市も姿を消していった。その後、平成3年に舎人町会の方々によって「舎人文化市」と名前を変えて復活し、毎年12月23日に開催され、地元では冬の風物詩となっている。
舎人文化市では当時の様子を現代に伝えるため、地方から仕入れたゴボウを販売しているほか、地元産の新鮮野菜やこの時期らしい冬の花々、また、近くを走る日暮里・舎人ライナーの車体をモチーフにした焼き菓子「舎人ライナー焼き」などが販売され、毎年多くの方がこれらを買い求めに訪れている。
◆当日の様子
平成30年12月23日(日曜日)、舎人氷川神社(足立区舎人5-21-34)にて舎人町会の主催で舎人文化市が開催された。この日は、多少ぐずついた天気であったものの、関係者の話ではお客様の数はまずまずとのことであった。
25回目となる今回は、舎人第一小学校の金管バンドクラブによる合奏でオープニングを飾り、10時からは、ゴボウや地元産の野菜や、シクラメンやポインセチアなどの冬の花、舎人町会がつくる「舎人ライナー焼き」などが販売され、神社の境内は多くの方で賑わった。
舎人文化市の元となったゴボウ市の名前の通り、野菜を売るテントでは1袋に4、5本入りのゴボウが合計で約700キログラム用意され、陳列されたゴボウは次々に売れていった。
◆来場者の話
皿沼から徒歩できた60代夫婦:毎年開催していることは知っていたが、日暮里・舎人ライナーの車内広告を見て数年ぶり行ってみようと思い、家から40分かけて歩いてきた。近所の野菜の直売イベントでもいつも新鮮なものを購入しているので、今回も楽しみにしていた。
たまたま通りかかった60代女性:通りかかったら人混みを見つけたので、立ち寄った。きんぴらごぼうが好きな母のためにゴボウを買った。

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