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公開日:2018年5月19日 更新日:2018年5月19日

平成30年度足立区・東京消防庁第六消防方面合同総合水防訓練を開催しました

土のう積み訓練

土のう積み

上空からの救出訓練

上空からの救出

◆台風や集中豪雨が多発する時期を前に
近年では、ゲリラ豪雨による都市部を中心とした都市型水害が発生している。特に足立区は、四方を河川で囲まれ、出水期には河川の溢水や越水などの危険が伴う中、平成29年10月23日、台風21号の襲来により区東部を流れる中川が「氾濫危険水位」を超過し、区では初めて「避難勧告」を発令した。台風や集中豪雨等が多くなる時期を前に、区や東京消防庁第六消防方面内8消防署、地元消防団、地元住民などは各部隊の運用手順の確認や水防工法等の技術を磨き、水防体制の万全を図ることを目的に毎年、訓練を実施している。
◆当日の様子
平成30年5月19日(土曜日)、荒川河川敷にて区や東京消防庁など各関係機関約400名が参加し、水防訓練を実施した。今回の訓練は、集中豪雨により区内の各所で家屋への浸水や道路冠水等が発生したことを想定。住民は自主的に各種浸水防止工法を実施するが、荒川が増水し氾濫危険水位に達したため、足立区長はタイムライン(事前防災行動計画)に基づき避難勧告を行うというもの。
《訓練のながれ》
1.午前9時30分、区長と東京消防庁第六方面消防本部長が開始報告を受ける。
2.氾濫などによる被害発生前を想定して、避難を要する参加区民を都営バスに乗せ安全な場所に広域避難する訓練
3.区の重機により放置された車両を除去し、通行障害を解消する訓練
4.区職員、消防職員、消防団員による各種積み土のう工法の実施
5.ゲリラ豪雨によるアンダーパスでの水没車両を想定し、救助隊が車両の窓ガラスを割り、脱出不能の要救助者(消防隊員)を救助。救急搬送までの一連の流れを実施
6.消防ヘリコプターなどを活用して河川に流された要救助者(消防隊員)の救助。来賓や参加者、見物客は間近で本番さながらの訓練の様子を見ることができ、消防ヘリから吹く強烈な風を受けながら、皆真剣に見入っていた。
その他、マンホール噴出防止工法や、自宅への浸水を防ぐ簡易水防工法などの展示など、区内で起こりうる事象を想定した訓練を展開した。
◆足立区長、東京消防庁第六消防方面本部長のコメント
区長:区民の安全安心のため、関係各位の活動をバックアップしていく。
本部長:今日の訓練により、各関係機関が備える意識を高められた。

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