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公開日:2017年8月2日 更新日:2017年8月2日

足立区役所で平和について考える展示会を開催しています

原爆模型

3メートルを超える実物大の原爆模型

プロペラ

今年も登場した郷土博物館収蔵の墜落機のプロペラ

広島・長崎に史上初の原爆が投下されて72年。8月15日の終戦記念日を前に、足立区役所本庁舎1階アトリウムにおいて、平和について考える2つの展示会が開催され、多くの人が足を止めて資料に見入っている。
4日(金曜日)まで開催される「原爆・平和・戦争を考える展示会」は、足立区原爆被害者の会主催によるもの。原爆の恐ろしさや平和の尊さについて改めて考えてもらおうと、平成15年から毎年この時期に開催。今年で15回目を迎える。
会場には、長崎原爆資料館より借り受けた原爆被害に関する写真パネルや、日本原水爆被害者団体協議会製作のパネル「原爆と人間」、実物大の原子爆弾の模型展示、被爆体験者が描いた原爆の絵などが並び、当時の様子をうかがい知ることができる。また、3日(木曜日)11時からの「被爆体験の証言と音楽のつどい」では、実際に被爆された2人の方の体験証言を直接聞く「原爆被爆者の体験証言」や、ソプラノ歌手による歌の披露、参加者による合唱などが予定されている。
会員の平均年齢が80歳超と、高齢化が進む同会で事務局長を務める藤澤汎子(ふじさわ ひろこ)さんは、「原爆でどれだけの人が苦しみ、息絶えていったかを、展示を通して知っていただき、絶対に核戦争は起こしてはいけないということを見る人にアピールしていきたい。いつまでできるかわからないが、なるべく長く続けていきたい」と話していた。
また、15日(火曜日)まで、区主催による「平和に関する資料展」を同時開催。「平和と安全の都市宣言」、「平和首長会議」の紹介パネルや、郷土博物館収蔵の爆撃機B29のプロペラの実物などの資料が並んでいる。このほか、戦時中に学童疎開を経験したメンバーらでつくる「足立の学童疎開を語る会」の協力により、「体験者が語る苦難の記録」をテーマに、親子の交流の手紙や疎開先で子どもたちが書いた作文など、同会が収集した学童疎開に関する貴重な資料も展示されている。

展示会の開催時間は次のとおり。
 (1)原爆・平和・戦争を考える展示会
   午前9時~午後5時(4日は午後3時30分まで)
 (2)平和に関する資料展
   午前9時~午後5時(12日と13日は休館。15日は午後3時30分まで)
   ※学童疎開資料の展示は5日(土曜日)午後3時30分まで。

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