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公開日:2018年1月5日 更新日:2018年1月5日
はしご乗りの大定番・「遠見」
ポーズが決まると歓声が沸いた「肝つぶし」
5日(金曜日)、足立区役所正面広場で、江戸消防記念会第十一区の皆さんによる毎年恒例の正月の風物詩「新春はしご乗り」が行われた。
江戸消防記念会は、昭和14年(1939年)に結成。今から約300年前の享保4年(1719年)に誕生した町火消から受け継がれてきた、木遣りや梯子乗りの技術伝承など、江戸の文化を語る上で欠くことのできない「火消文化」を後世に伝える活動を行っている。このうち第十一区は足立区全域を受け持つ。
午後0時30分頃、粋な伴纏姿の勇壮な36人の男達が、火消のシンボルである纏とともに、「江戸木遣り」を歌いながら区役所正面広場に登場。大勢の観客が見守る中、演技者が真新しい青竹で作られた約6.5メートルの梯子をかけ登り、梯子の先端で仰向けになって両手両足を広げる「肝つぶし」や、梯子の中段で逆立ちをする「腕溜め」など、6種類の妙技を披露した。ポーズが決まると、詰めかけた観客から歓声と拍手が沸き起こった。
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