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公開日:2023年6月27日 更新日:2023年6月27日

令和5年6月24日(土曜日)、京成本線荒川橋梁部水防訓練を実施

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土のう積みの様子

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止水板の設置

 6月24日(土曜日)未明、京成本線荒川橋梁部において、実際の線路上に土のう・止水板を設置する水防訓練が実施された。訓練は、昨年の初実施に引き続き2回目。  
 京成本線荒川橋梁部付近の堤防は、周辺の堤防に比べて低い状態にあり、出水時に越水する恐れがあるなど、治水対策上大きな課題となっている。訓練は、越水を回避するため、土のう・止水板の設置ノウハウの向上を図り、住民を水害から守ることを目的としている。
 最終電車が京成本線荒川橋梁部を通過後、京成電鉄により安全確認がされると訓練着手許可が下り開始。足立区長に訓練開始の報告後、土のうを積んだトラックが線路内に進入し、区職員が土のうを線路上に設置した。トラック計5台分である約500袋の土のうが、高さ・隙間を調整されながら3段に積まれた後、土のうの上に止水板が並べられ、上下流のパラペット(高さ1.1メートル)に固定。訓練開始から約45分で全ての設置が終わると、足立区長に土のう積み・止水板設置完了の報告がされ訓練が終了した。
 今回訓練では、線路敷地内が平坦化され、トラックは線路内の土のう設置箇所の間際まで進入可能となった。そのため、土のう運搬に係る労力が削減され、従事職員数は土のう及び止水板の設置を30名の職員で実施するなど、昨年より少ない計67名で訓練を完遂。また、初めて女性職員6人も参加し、土のうの運搬やトラックの誘導などの職務に奮闘した。
 令和元年度東日本台風(台風第19号)では、ピーク時の水位が橋梁の桁下約1.2メートルまで上昇し越水の可能性が高くなった。現在、国土交通省により京成本線荒川橋梁の架替工事が進められているが完成は令和19年度とされている。氾濫した場合、浸水深は最大5メートル以上、浸水継続時間も2週間以上と甚大な被害が予想されるため、引き続き土のうや止水板による越水防止策が必要であり、区では訓練を継続していく考えである。

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