ここから本文です。
公開日:2022年4月18日 更新日:2022年4月18日
令和4年4月10日(日曜日)から、足立区立中央図書館において区制90周年記念企画『昭和のあだち写真展 ―写真に刻まれた、エピソードとともに―』が始まった。
写真展では、区制90周年記念企画として区民の方々から提供いただいた昭和の写真と、それに寄せられたエピソードとともにパネル展示している。
昭和27年ごろの鹿浜を流れる荒川の渡し舟の写真では、鹿浜から新田へ舟で渡る様子が撮影されており、現在とは違い時間の流れを感じずにはいられない。その写真には、戦後撮影者が鹿浜に上京・就職して、月賦で購入したカメラでさまざまな撮影をした青春エピソードも添えられている。
また、戦争へ出征前に家族・親族・近所の人たちと記念撮影したものやB29爆撃機が足立区入谷に墜落した時に竹槍や鍬を武器代わりに見に行ったエピソードなど、足立区の歴史の中でも戦争は避けることのできない記憶となっている。写真のほかに、軍隊手帳・青年学校手帳・支那事変行賞賜金国庫債券など戦時中の貴重な品々も展示されている。戦争については、あだち広報8月10日号、区広報番組でも特集予定。
同写真展は、5月8日(日曜日)まで開催している。
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
このページに知りたい情報がない場合は