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公開日:2026年8月7日 更新日:2026年8月7日
長崎に投下されたプルトニウム型原子爆弾の模型図
令和8年8月5日(水曜日)から9日(日曜日)まで、足立区西新井栄町にあるアリオ西新井で「原爆・平和・戦争を考える展示会」が開催されている。
主催するのは、区内で被爆体験の証言などを通して、原爆・戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える活動をしている足立区原爆被害者の会(足友会(あしゆうかい))。広島・長崎で原爆の被害を受けた足立区在住の8人により、1960年(昭和35年)に結成された。現在は、被爆二世(※1)やボランティアも含め約120人が登録している。足友会は、毎年、原爆が投下された8月6日、9日の前後に「原爆・平和・戦争を考える展示会」を開催し、今年で22年目。
展示会でひときわ目を引くのは、広島に投下されたウラニウム型原子爆弾 通称「リトルボーイ(全長3.1m)」と長崎に投下されたプルトニウム型原子爆弾 通称「ファットマン(全長3.25m)」の原爆模型図。それぞれ原寸大で再現されており、その迫力は原爆の恐ろしさを改めて感じさせるものであった。他には、原爆投下後の被爆者やまちの写真、被爆者が描いたイラストなども展示されている。
夏休みでショッピングモールに遊びに来ていた子どもや家族連れなどが真剣に展示物を見学していた。ときには、足友会の会員が直接、来場者へ説明していた。
また、展示スペースにはメッセージボード「平和の木」があり、来場者はハートや小鳥などの形をした色紙に展示の感想や平和への思いを書いて貼っていた。(例:核爆弾も戦争も無くなることを願います。戦争大嫌い!平和な世界に)
足友会の会員で、当時学童疎開先の広島にいた木元さんは、「爆心地から30kmのところにいて、原子雲(キノコ雲)を直接見ました。当時6歳で家族はみんな亡くなってしまった。この展示会を通して、戦争は絶対にやってはいけないということを強く伝えたい」とご自身の体験を踏まえ、この展示会へかける思いを語った。
足友会会長の山下さんは、「今年は、広島、長崎に原爆が投下されて81年。被爆者の平均年齢は86歳を超え(※2)、戦争や原爆がどのようなものであったのかを、どう語り継いでいくかが課題。動ける人が動いて活動を続けていきたい」と語った。
「原爆・平和・戦争を考える展示会」は、期間中10時から17時まで(9日は16時まで)、アリオ西新井(1階 センターコートエスカレーター横 特設コーナー)で開催。
※1 両親またはどちらかが被爆者で、原爆投下後に生まれた人
※2 厚生労働省HP「被爆者数(被爆種別・都道府県市別)・平均年齢(令和8年3月末現在)」より
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