ホーム > 区政情報 > 広報・報道 > ニュースリリース > 2025年 > 2025年8月のニュースリリース > 「原爆・平和・戦争を考える展示会」が開催されています

ここから本文です。

公開日:2025年8月7日 更新日:2025年8月7日

「原爆・平和・戦争を考える展示会」が開催されています

1

若者からお年寄りまで、多くの方が見学しています

2

来場者の「平和への思い」がたくさん集まって平和の木が完成します

令和7年8月5日(火曜日)から9日(土曜日)まで、足立区西新井栄町にあるアリオ西新井で「原爆・平和・戦争を考える展示会」が開催されている。
主催するのは、区内で被爆体験の証言などを通して、原爆・戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える活動をしている足立区原爆被害者の会(足友会(あしゆうかい))。広島・長崎で原爆の被害を受けた足立区在住者8人により、1960年(昭和35年)に結成された。現在は、被爆二世(※1)やボランティアも含め約120人が活動している。足友会は、毎年、原爆が投下された8月6日、9日の前後に「原爆・平和・戦争を考える展示会」を開催し、今年で21年目。
展示会でひときわ目を引くのは、広島に投下された「リトルボーイ(全長約3m)」と長崎に投下された「ファットマン(全長約3.2m)」の原爆模型図。それぞれ原寸大で再現されており、その迫力は原爆の恐ろしさを改めて感じさせるものであった。他には、原爆投下後の被爆者やまちの写真、イラストなども展示されている。
夏休みでショッピングモールに遊びに来ていた子どもや家族連れなど、多くの方が真剣に展示物を見学していた。ときには、足友会のメンバーが直接、来場者へ説明していた。
また、展示スペースにはメッセージボード「平和の木」があり、来場者はハートや小鳥、葉の形をした色紙に展示の感想や平和への思いを書いて貼っていた。(例、涙が止まりません。二度と戦争が起きませんように。被爆者の思いを私たちが語り継いでいかなければならない)
足友会会長の山下さんは、「今年は、広島、長崎に原爆が投下されてちょうど80年。被爆者の平均年齢は86歳を超えている(※2)。これからは戦争や原爆がどのような状況のものであったのかを、どう語り継いでいくかが問題」と語った。
「原爆・平和・戦争を考える展示会」は、期間中10時から17時まで(9日は16時まで)、アリオ西新井(1階 センターコートエスカレーター横 特設コーナー)で開催。

※1 両親またはどちらかが被爆者で、原爆投下後に生まれた人
※2 厚生労働省HP「被爆者数(被爆種別・都道府県市別)・平均年齢(令和7年3月末現在)」より

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

政策経営部報道広報課地域情報担当

電話番号:03-3880-5816

ファクス:03-3880-5610

メールフォーム

メールでお問い合わせいただく場合、お使いのメールアドレスによっては、返信することができません。
くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

all