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公開日:2018年12月3日 更新日:2018年12月3日

北千住駅東口で高齢者への声かけ訓練を行いました

訓練前オリエンテーション

訓練前に声かけのポイントを確認

声かけ訓練様子

高齢者に扮したスタッフに声かけを行いました

「高齢者への声かけ訓練」人通りの多い商店街での大規模開催は区内初

平成30年12月1日(土曜日)、北千住駅東口の商店街を会場に常東地域あんしん拡大推進会議(※1)主催で認知症などが疑われる高齢者への声かけ訓練を実施した。今回の訓練は、認知症が疑われる方に声をかける勇気をもつこと、将来自分自身が認知症になった時の不安を和らげること、そして認知症に理解のあるまちを目指し行われ、地域の町会・自治会や民生・児童委員が参加し、スタッフを含めて77名が集まった。訓練は、商店街を歩く認知症の高齢者を演じるスタッフに声かけするというもの。


参加者は緊張した面持ちで声かけを行った

訓練に先立ち、東京電機大学の1204セミナー室で「視野に入って話をする」「自尊心を傷つけない」などの声かけを行う際のポイントや訓練のルールが伝えられ、6つのグループに分かれて商店街に向かった。商店街には、すでに認知症の高齢者に扮したスタッフがおり、早速2人1組での声かけが行われた。訓練では、「こんにちは、今日はいいお天気ですね」や「お散歩ですか」などの声かけから始まり、道に迷っていることや自分が今どこにいるのか分かっていないことなどを聞き出した。高齢者に扮したスタッフには、本人の氏名や親族の連絡先などという手がかりを持たせ、その手がかりから親族やケアマネジャーなどへ連絡し迎えに来てもらうという一連の流れが訓練として行われた。


訓練終了後の声

商店街での訓練を終え、東京電機大学のセミナー室に戻って訓練の振り返りが行われた。参加者からは、「とても緊張した」や「会話がかみ合わないことが多く大変だった」「今回のようなロールプレイの訓練にまた参加したい」など様々な意見が聞かれた。
今回の訓練開催に中心的な役割を担った足立区地域包括支援センター千寿の郷センター長の磯さんからは、住民の訓練ということだけでなく地域の介護事業所などのつながりを強める良い機会となったとの感想があった。

(※1)常東地域あんしん拡大推進会議とは、北千住駅東側地域の町会・自治会や民生・児童委員、保健・医療・介護関係者などで構成され、高齢者を支えあう仕組みについて知恵を出し合って考え、実践するための会議体。

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