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公開日:2018年6月1日 更新日:2018年6月1日

「協創で足立を変える」事例インタビュー(あだち広報2018年6月10号特集)

足立区基本構想のキーワード「協創」。
協創とは、行政と民間の垣根を越えて、区民・NPO・企業など、多様な主体がゆるやかにつながりあって活動することで、「協働」では行き届かなかった地域課題の解決や、新たな魅力創出を実現することです。
現在地域で展開されている取り組みを紹介します。

【広がり、深まる協創】アートアクセスあだち 音まち千住の縁(通称「音まち」)

【協創ポイント】新たな縁を生み、人と人がつながるきっかけを作る

音まちは、「音」をテーマにしたアートイベントを通じて新たな縁を生み出す、住民参加型のアートプロジェクト。区政80周年(2012年度)をきっかけに2011年から活動を始め、今年度で8年目を迎えました。

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音まち事務局ディレクター 吉田武司さん

出会いが生まれる音まちイベント

大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」(無数のシャボン玉で景色を一変させるアートパフォーマンス。通称「メモリバ」)をはじめ、様々なイベントを展開しています。参加者の層は年々広がり、小・中学生から高齢者、日本人だけでなく外国人の参加者も。様々な人が一つのイベントを共有することで、新たな縁が生まれるきっかけになっています。

イベントを実施する場合、主催者側で日時・会場などを決めて運営は専門業者に委託する例が多いですが、音まちは違います。音まち事務局、アーティスト、地域の人が一緒に企画し、当日の運営もみんなで行うことで、スタッフ同士にも新たな縁が生まれています。

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メモリバの様子

縁を広げ、深める「仲町の家」

音まちのイベント参加者同士で結成した「千住ちんどん」や「ヤッチャイ大学」などが、区外のプロジェクトへ呼ばれる機会が増えてきました。そのおかげか「千住はおもしろい場所らしい」と知った区外の方が、音まちのイベントに来てくれるようになりました。

イベントで生まれた縁をより広げ、深めたいという思いから、2016年から千住仲町にある日本家屋「仲町の家」を音まちの活動拠点にしています。これまではイベント・交流会での使用が主でしたが、6月30日(土曜日)からは一般の方も自由に入れるようになります。アートに興味がある人もない人も、この場に集うことで新しい縁が生まれるかもしれません。ぜひ気軽にお越しください。

【仲町の家(千住仲町29番1号)】
一般開放は毎週日・月・土曜日と祝日の午前10時から午後5時の予定

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仲町の家

 

【つながり始めた協創】NPO法人グランファミリア「カフェohanaダイニング」

【協創ポイント】地域のみんなが集まれる居場所づくり

2018年1月に誕生したNPO法人グランファミリア。子育て世代から高齢者、障がいのある方まで、すべての方が孤立せずに安心して暮らせる地域社会をめざして、地域交流の場を提供しています。

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NPO法人グランファミリア代表理事 鈴木圭子さん

誰でも歓迎「ohanaダイニング」

ohanaダイニングは、NPO法人グランファミリアの拠点「うめじまKSビル」の2階にある、6月にオープンしたばかりのカフェです。コンセプトは、誰でも気軽に立ち寄れる「みんなの居場所」。小さな子どもが来店したらスタッフやお客さんみんなで見守ったり、お客さん同士で気ままにおしゃべりを楽しんだり、その場のみんなが家族のように過ごせるスペースになっています。

話し相手や相談相手がいなくて家にこもりがちという方も、一度足を運んでみてください。きっと新しいつながりが生まれます。

【ohanaダイニング(梅島三丁目4番8号 うめじまKSビル2階)】
営業時間は午前10時から午後9時(原則水曜日定休)

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ohanaダイニング

様々な「場」として活用を

料理教室や区内パン屋と連携した「パンまつり」など、イベントの場としても活用するほか、地域の団体に区民向けの催しスペースとしてお貸しすることで、カフェ以外でも人がつながれる場をめざしています。イベント参加者が今度はお客さんとしてohanaダイニングに来てくれたら、人と人のつながりがさらに広がっていくと思います。

また、災害時には一時的な避難場所になるなど、防災拠点の場としても機能する予定です。地域交流以外の面でも、地域に貢献していきます。

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いつでも歓迎のカフェ

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