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公開日:2021年9月24日 更新日:2021年9月24日

10月1日から運行が始まる足立区初のバス路線の社会実験を前に出発式が開催されました

参加者テープカット

(左から)古性議長、近藤区長、岩田社長、金杉会長

走行する小型バス

走行時にも「社会実験バス運行中」のPR

◆ 交通不便地域の解消に向けて
花畑桑袋団地から六町駅まで片道約6.6キロメートル、全17箇所の停留所を結ぶ新たなバス路線が10月1日(金曜日)から運行を開始する。6時から22時まで1時間当たり平均2本程度が運行し、大人220円、子ども110円の運賃で利用可能(シルバーパスも利用可)。これまで交通不便地域となっていたエリアにおける利便性の向上が期待されている。
沿線には、元渕江公園、大鷲神社等、魅力的なスポットが点在している。また、停留所の一つには、本年4月に開学した文教大学(東京あだちキャンパス)も経由することから、通勤・通学の交通手段としての利用が想定される。
この路線は、区と東武バスセントラル株式会社が共同で実施する社会実験として運行するもので、検証期間は最大2年。本格運行への移行には、バスの運行経費に対する運賃等の収入の割合が24%以上の収支率が必要となる。この収支率の達成には、1便あたり5人以上の乗車人員(シルバーパス利用者を除く220円の運賃で計算)が求められる。今回の運行は、地域住民や関係団体、バス事業者等で構成する花畑周辺地域公共交通検討会において、約2年もの間検討を重ねた結果、東武バスセントラル株式会社の協力により実現した。
より良い交通アクセスを願う地域住民の思いを胸に、新たな試みがスタートする。

◆ 出発式の開催
9月24日(金曜日)六町駅前交通広場で出発式が開催された。式には、近藤足立区長、古性足立区議会議長、岩田東武バスセントラル株式会社取締役社長、金杉花畑周辺地域公共交通検討会会長が出席。実際に運行するバスを前にテープカットが行われた。足立区長からは「足立区として初めて行われるバス路線の社会実験。しかし、税金を投入する事業である以上、収益度外視というわけにはいかない。区もできる限りのPRをし、一人でも多くの方に利用していただきたい。区内には他にも交通が不便と言われる地域があるため、今回の社会実験はどうしても失敗できない大きなトライアルである。」と本事業の成功に向け力強い挨拶があった。また、岩田社長からも「バス停の間隔も非常に細かく設定しており、他の路線より使いやすくなっている。また、車内の抗菌仕様等、コロナ禍でバス利用に不安を持っている方にも、安心して利用してもらえるよう対策をしている。利用していただくようPRを進めていきたい。」と、今後の利用促進に向け取り組みをしていくとの挨拶があった。

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