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公開日:2022年12月10日 更新日:2022年12月10日

千住まちづくりファンドが出資するリノベーション物件「せんつく2」の完成発表・内覧会が開催されました

左から、MINTO機構渡邉氏、土屋理事長、青木氏、近藤区長、葛生氏

左から、葛生氏、近藤区長、青木氏、MINTO機構渡邉氏、土屋理事長

2階で総合学習塾等を運営する内田さん(中央)

2階で総合学習塾等を運営する内田さん(中央)

国内で社会問題となっている空き家問題。平成28年に区が実施した実態調査では、千住地域に空き家が特に多くあることが判明。こうした状況を背景に、今回「せんつく2」をプロデュースした建築家の青木公隆氏などと区は、これまで主に千住の東側エリアでイベントなどを開催しながら活用事例を生み出し、現在、千住エリアは空き家活用として注目のエリアとなっている。
そして令和4年3月。空き家問題の解決と地域活性化を目的に、足立成和信用金庫と国土交通省の外郭団体の民間都市開発推進(MINTO)機構が共同出資する「千住まちづくりファンド」を組成。空き家のリノベーションにかかる費用などに対して同ファンドが支援する仕組みを構築した。
このほど同ファンドの第1号案件として、千住宮元町の築60年の空き家をリノベーションした物件「せんつく2」が青木氏の設計・プロデュースにより完成。この「せんつく2」は、令和2年、千住寿町にオープンした飲食店やパン教室などが入居する古民家複合施設「せんつく」に続くもの。本物件も“つくる”のコンセプトを受け継ぎ、「せんつく2」と名付けた。1階は創作炭火ダイニング、2階は寺子屋をイメージした総合学習塾と無料フリースクールが入居する。
オープンを直前に控え、令和4年12月10日(土曜日)、区立千寿青葉中学校に青木氏のほか、本物件の紹介等で関わった「まちなか整備・管理機構」葛生貴昭氏、施行事業者や近隣の町会・自治会関係者などを招いて完成発表・内覧会が開催された。主催の足立成和信用金庫土屋武司理事長は「空き家などの地域課題に取り組むのは、地域金融機関の一つの役目でもあるのではないか、という思いで共同出資事業を始めた。第2、第3の取り組みを進めていくため、引き続き、地域の方々も含めご協力いただきたい」と挨拶。来賓の近藤やよい足立区長は「行政として大きな課題でもある空き家対策や地域活性化に対して、青木さんや葛生さんをはじめとする空き家対策に関わった方々が、積極的に活躍いただいていることは心強い」と話した。
「せんつく2」に入居する創作炭火ダイニングを始める松尾宏さんは「食に携わる立場として、地域や学校に関係する方々と協力して子どもたちの食育に関わりたい」と挨拶。また、総合学習塾と無料フリースクールを運営する内田洋介さんは「若い子たちへ後押し、教育の活性化に寄与できれば」と思いを話した。
交差点に向けてガラス張りの開放的なつくりの「せんつく2」。まちづくりの拠点となるよう、今後は地域に住む方々にとって生活が楽しくなるような取り組みやイベントの開催が予定されている。

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