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公開日:2022年7月4日 更新日:2022年7月4日

令和4年7月2日(土曜日)、東京女子医科大学附属足立医療センターが水陸両用車を使用した水上訓練を初めて実施しました

乗車風景

操縦する庄古救命救急センター長(右から2人目)

物資輸送風景

病院周辺が浸水したことを想定した物資輸送訓練

令和4年7月2日(土曜日)、荒川の新田緊急用船着場において、東京女子医科大学附属足立医療センターが所有する水陸両用車を使い水上訓練を実施した。同院は令和3年4月、国内の医療機関として初めて水陸両用車を導入。同院のマークにデザインされている花から「カトレア号」と名付けれられている。このたびの訓練は、令和4年1月に足立区で開院する前も含めて、初の訓練となった。
この日の訓練は、地元の西新井警察署や西新井消防署、河川を管理する国土交通省が訓練の支援・協力のため参加した。演習では水陸両用車のメーカー社員が講師となり、参加した救命救急センターの医師や救急救命士に入水前の装備の点検や操縦方法などを指導。その後、病院の周辺が浸水したとの想定で、実際に水陸両用車を川に入水させ、操縦および船体バランスの検証、支援物資の受け渡し訓練を実施した。
水上訓練は4人乗車で行い、今回の訓練を統括し、最初に操縦した庄古知久(しょうこともひさ)救命救急センター長は「想定していたより水面で安定した航行ができた。災害時の患者輸送にも活用できる。今後も定期的に訓練を行っていきたい」と振り返った。
物資の受け渡し訓練では、陸から川、川から陸の間で物資を渡した。川と陸の高低差があり受け渡しが困難だったことなどを踏まえて、実際の災害時を想定した改善策などを、その場にいた関係者で話し合いながら、訓練が進められた。
訓練を視察した同院の内潟安子(うちがたやすこ)院長は、「本番では訓練と環境が違う。安定した航行でもひっくり返る可能性もある。災害が来ないことを願っているが、万が一の時には訓練の成果を発揮してほしい」と話した。

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