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公開日:2022年3月29日 更新日:2022年3月29日

令和4年3月29日(火曜日)クライフコートで東京ヴェルディが障がい者にスポーツを楽しく教えました

子どもたちの表情や状況の変化に応じたプログラム

子どもたちの表情や状況の変化に応じたプログラム

体を動かすことが大好き

体を動かすことが大好き

令和4年3月29日(火曜日)、足立区総合スポーツセンタースペシャルクライフコートで、区内の児童デイサービス「ハートぽっぽEAST」を利用する子どもたちを対象に運動教室が開催された。スペシャルクライフコートは2017年から開始したオランダとの連携事業が縁で「ヨハン・クライフ財団」の支援を受け設置。障がいのある方や子どもたちを中心に、誰もが気軽に運動・スポーツやレクリエーションを楽しめるバリアフリー対応の多目的スポーツ施設である。
運動教室で指導したのは、同年3月20日に「運動・スポーツに関する基本協定」を締結した東京ヴェルディ(株)の「SDGs ヴェルレンジャー」中村一昭普及コーチら。中村コーチは、日本サッカー協会公認コーチであり、日本パラスポーツ協会の障がい者スポーツ指導員としての資格も有する。スポーツを通じて身体の機能向上をサポートすることはもちろん、その人の障がいレベルを理解しながらその人に合った指導で、体を動かすことの楽しさを教えている。
当日は、同施設から肢体不自由の子どもたち10人が参加し、手足を曲げ伸ばす体操や風船バレー、ボウリングなどのプログラムを体験。冷たい風が吹く陽気のなか、子どもたちは「全部(のプログラムが)楽しかった。ほかにハンドサッカーをやりたい」など積極さと多くの笑顔が見られた。同施設の管理者・相澤まり子さんは「子どもたちはスポーツが大好き。施設内でもボッチャなどを取り入れている。専門の方から指導いただくことは、身体を動かせるだけでなく、健常者とのコミュニケーションが図れ、子どもたちにはいい刺激」と話した。
中村コーチは「気温が低かったため身体を冷やさないよう、休憩を入れず常に動きを止めないで進行した。予定されたプログラムをこなすだけでなく、その場の状況、子どもたちの表情を確認している。今日のように施設のスタッフの方との連携も大事で、スタッフとコミュニケーションをとることで、子どもたちのわずかな変化にも気づくことができる。障がい者も健常者も楽しんでいただくことを心掛けている」と話した。
東京ヴェルディ(株)は令和4年度も月に2回、平日、区内障がい福祉施設を対象に運動教室を展開していく。現在はクライフコートでの指導のほか、活動を広く周知していくため、区内の障がい者施設を訪問し、活動を紹介しながら施設との関係づくりを図っている。
なお、スペシャルクライフコートは運動教室参加のほか事前に登録した障がい者団体も貸し切りで利用できる。区は今後も多くの障がい者サービス事業所等に利用を促進していく。

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