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公開日:2021年8月20日 更新日:2021年8月23日
普段からの周りのサポートのおかげで恐怖心は無かったと話す堀家会長(中)
連携プレーで事件を解決
令和3年8月20日(金曜日)、特殊詐欺犯人の逮捕に協力したとして、竹の塚警察署は地元町会の堀家重夫(ほりけしげお)会長夫妻と、竹の塚防犯協会國井幹雄(くにいみきお)会長に、警視庁犯罪抑止対策本部長感謝状や署長感謝状を贈呈した。
同署によると、同年8月上旬、堀家さんが息子を騙った者から「現金150万円が至急必要だ」との電話連絡を受け、不審に感じ、息子に確認したところウソの電話であることを見破った。直ちに、隣接する町会の國井さんに相談。國井さんが同署に連絡したところ、警察によるいわゆる“だまされたフリ作戦”に協力することとなり、堀家さん夫妻の協力の結果、現金を受け取りに来た関係者を名乗る男を詐欺未遂の現行犯で逮捕した。
鈴木宏昌署長から感謝状を受けた堀家さんは「冷静に考えればあり得ないことを言われたが、親心をくすぐられるような言葉や疑問と思わせない速いテンポで話してきた」と当時の様子を話し、「相手の話を疑って聞くことも大事だが、よく聞くことも大事。そこに辻褄が合わないことがある」とかつて保護司を務めていた経験が生きた。また、身近に相談できる國井さんがいたからこそ、事件解決に繋がった経緯を話した。
國井さんは「堀家さんは保護司と消防団の先輩でもある。普段から、被害に遭わないために相談することが大事と地域で話してきた。警察も含めた連係プレーとチームワークの良さで犯人に対応できた」と語った。
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