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公開日:2020年6月29日 更新日:2020年6月29日

コロナに負けない!あだちの企業(第1弾)~2538キッチン・デリコッペ~

小中学校の休業直後に始めた250円テイクアウト弁当

小中学校の休業直後に始めた250円テイクアウト弁当

‟アベノマスク割り”では多くの方に寄付いただきました

‟アベノマスク割り”では多くの方に寄付いただきました

◆足立区はコロナ禍でも頑張る企業を応援します
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、多くの区内企業が休業や普段と異なる事業を展開することとなりました。そこで足立区では、区内企業が活気を取り戻し、区内経済を盛り上げるため、多くの企業が経営に苦しむ中でも頑張っている様子を、シリーズで不定期(当面は毎月3、4回程度)に紹介する形で応援していきます。
第1弾は、千住地区を中心にビストロ、トラットリア、和ビストロ、コッペパンなどで「2538(ニコミヤ)グループ」を運営する株式会社シーセカンド。その中でも“未開封のアベノマスクで20円を割り引く”というユニークなサービス「アベノマスク割り始めました」などを展開した千住四丁目で「2538キッチン・デリコッペ」を営む店主の富井さんにお話を伺いました。

◆コロナ禍で大変だったこと、現在の様子、今後の展開【富井さん談】
もともとテイクアウト中心で営業をしていたデリコッペは、外食のテイクアウトやデリバリーの追い風を受けて、昨年を超える勢いの売り上げだったのですが、イートイン中心で営業をしていたその他のグループ店舗は3月から5月にかけ大きく打撃を受け、グループ全体の4月の売り上げは昨年同月比で70%減でした。その中で、シーセカンドの取締役社長として、社員の雇用も含め、会社全体をどのように進めていくかの決断や舵取りをしていくことが大変でした(今も変わらず大変ですが・・・)。
緊急事態宣言が明けて、グループ各店舗は時短営業ながらイートインを再開しています。ただし、まだまだ個人的に自粛されている方も多いと思いますのでデリコッペのテイクアウトも継続してご利用いただければと思っています。
今後は感染拡大防止に努めながらもより一層この街の方々と繋がっていけることをやっていきたいと考えています。テイクアウトやデリバリーといった手法を取り入れていくことはさることながら、何よりもこの街に2538グループがどれだけお役にたてるのか。私達に出来ることを一つずつ実行していきたいと思います。

◆儲けは二の次で困っている人や地域に貢献
富井さんは2538グループの中で、コロナ禍においても地域に貢献するため率先して活動しています。3月に小・中学校が急きょ休業となってしまった翌日から、子どもたちのご飯を毎日用意しなければならない親御さんの苦労を思い、日替わりメニューのお弁当のテイクアウトを1食250円で販売。富井さんは「(採算は)真っ赤っか」とスタッフとともに苦笑いするも、「困っている人を笑顔にさせるためにやると決めた」と目標に向かって迷いはありませんでした。
これからも、地域の方のために新たな取り組みを模索中とのことですが、なるべく経営に影響が出ないよう、地域の方を笑顔してくれることを祈っています。

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