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公開日:2016年2月26日 更新日:2016年2月26日

「テーブルフットボール」って何ですか?

おはじきサッカー

【おはじきサッカー】

 「テーブルテニス」は卓球、それでは「テーブルフットボール」は何でしょう?日本では「おはじきサッカー」と訳されています。

 新田地域学習センターの地域情報紙「さくら草」2月号を見ていて目に飛び込んできた「おはじきサッカー」の文字。一体どんなものなのか、会場にお邪魔して、お話を伺ってきました。

 いただいたパンフレットには「日本おはじきサッカー協会」とあり、その存在すら初めて耳にした(というか目にした)私にとって、聞くことすべてが新鮮でした。

 「おはじきサッカー」は1946年にイギリスで開発されたテーブルゲームで、サッカー選手に見立てた駒を指ではじくことで「ボールを蹴ること」を表現しています。戦後の荒廃したイギリスで爆発的な人気を得て、1960~70年代には、クリスマスにサンタさんからもらいたいプレゼント第1位に輝くほどの人気を博したそうです。その後デジタルゲームの流行で人気は下火になったものの、かつてゲームに夢中になった世代が中心となって、現在再ブレーク中との説明がパンフレットにありました。

 本場ヨーロッパでのプレーを動画で拝見しましたが、プレーヤー2人の間に審判がピッタリついて、非常にスピード感がある展開でした。大人がゲームに没頭して、真剣そのものの様子が伝わってきます。

 協会代表者のお話では、「単なる『駒』では芸がないと思い、とっさに思いついた『おはじき』を日本語のゲーム名に取り入れました」とのこと。この日会場では、参加者の皆さん、協会、センター職員が協力して、ゲームを行うための本格的な「ピッチ(競技を行う場所)」を手作りしていました。これだけしっかりした「ピッチ」は他にないとのことですから、新田が「おはじきサッカー」の聖地になる日も近いかも?

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