公開日：2015年8月3日　更新日：2015年8月3日

「あだち読書通帳」ができました

いよいよ夏休みに突入しました。子どもたちには日ごろできない様々な経験を通じて、一回りも二回りも大きく成長して欲しいものです。
今は地域学習センターや図書館、ギャラクシティや生物園といった公共施設で、ご家族やお子さんの夏休み応援企画がたくさん用意されています。広報紙やホームページでもお知らせしていますので、隅々までチェックして、お好みに合わせてお出かけください。
また、日ごろ読めないちょっと長めの小説や物語をじっくり読んでみる良い機会でもあります。足立区では夏休みのタイミングに合わせ、子どもの読書を推奨する目的で小学生を対象とした「あだち読書通帳」を作成し、現在各図書館で配布中です。図書館で借りた本の名前や借りた日、お気に入り度をチェックし、ひとこと感想を記入できる欄などを設けました。1冊の通帳に50冊まで書き込めます。また、乳幼児の保護者を対象とした「あだち読書通帳・親子用（仮）」も現在作成中です。赤ちゃんの頃に読み聞かせた本の名前を書き込んでおいて、自分で本を借りる年齢になった時に渡してあげれば最高のプレゼントになりそうです。準備が出来次第、小学生向けと同じように各図書館で配布する予定ですので、楽しみにお待ちください。
私の子どものころは、図書館で本を借りる場合には、紙製のカードに本のタイトルなどを記入してカウンターに提出していました。カードが一杯になるとまた違う色のカードをもらえるのがうれしくて、頑張って読んだ覚えがあります。取っておけば、子ども時分の読書歴が一目瞭然（いちもくりょうぜん）で、きっと宝物になったことと思います。
読書が苦手というお子さんもたくさんいらっしゃるとは思いますが、大切な1冊、お気に入りの1冊に巡り合えば、また違った気分で本に向かい合えるかもしれません。次の1冊が自分を変える1冊になるかも。そんな巡り合いが待っている夏休みになるといいですね。

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