ここから本文です。

公開日:2014年7月7日 更新日:2014年7月7日

カラスの繁殖時期、被害が増えています

毎年、3月から7月頃はカラスの繁殖時期のため、巣の近くを通行する人や、巣から落下した雛(ひな)のまわりで親鳥が威嚇行為をし、後方から襲われるなどの被害が出ています。
カラスは鳥獣保護法により保護されているため、区や保健所でもむやみに駆除できません。威嚇されたり、傷つくなどの人的被害が発生した場合に限り、緊急避難措置として、許可を受けた業者に巣や卵を撤去させることができるだけです。お近くに巣がある場合は状況により撤去が可能ですから、お手数ですが足立保健所生活衛生課(03-3880-5375)までご連絡ください。

「ごみ収集場所のカラス被害がひどい。黄色い色はカラスに効果的なのか?とにかく何とかならないか?」との「区民の声」も届いています。
黄色の防鳥ネットについて、専門家や実際に使用している自治体に問い合わせたところ、継続的な効果は期待できないとのこと。むしろ、カラスの視界から生ごみを見えなくすることの方が重要です。中身が見えない蓋(ふた)付きの容器に入れて出せば万全ですが、ごみ袋で出す場合は、生ごみを紙などで包んでからごみ袋に入れたり、ごみ袋をネットでくるむようにすることで、ある程度防げるものと考えられます。
カラスは大変学習能力が高く、数羽一緒になって防鳥ネットを持ち上げて、別のカラスがごみを引っ張り出すという行為に及ぶため、ネットでごみ袋をくるむように巻きつけることがポイントなのです。

このように、ごみ集積場所における抜本的なカラス対策は困難ではありますが、他の自治体の例なども参考に、工夫を凝らし対策を講じてまいります。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

all