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公開日:2025年12月5日 更新日:2025年12月5日

ふっくら!ふくらすずめ

 毎月発行の生物園・都市農業公園・桑袋ビオトープ公園のニュースレターに目を通していると、この年齢になっても毎回新しい発見があります。皆さんにも、ぜひご覧になっていただければと思います。

 今回は、都市農業公園のニュースレター12月号の「都市農みどころ情報」に掲載されているトピックをご紹介します。

 お子さんでも知っていることの多い、日本で最もメジャーな鳥の一つであろう「スズメ」。実は夏の姿と冬の姿が違うことをご存じでしたか?

 夏と比べて、少々太ったように見えるのが冬の姿。このふっくらとした様子を「ふくらすずめ」と呼ぶのだそうです(そうだったんですね!)。ふっくら加減には個体差があるようですが、羽毛を立てて空気の層を作り、冬の寒さに耐えるための彼らなりの術とのこと。

 ちなみに「福来雀」と書いて、豊作や福(繁栄)の縁起物とされ、俳句でも「寒雀」「ふくら雀」は冬の季語。古くから冬のスズメの姿は親しまれてきたのですね。そう言えば振袖の帯にも「ふくら雀結び」という結び方がありました。

 「ふくらすずめ」の姿は、区内でも11月から2月頃まで観察できるそうです。

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