ここから本文です。

公開日:2025年11月4日 更新日:2025年11月4日

小池知事との意見交換

 年に一度、リモートではありますが、都内全首長が都知事に地元自治体のPRや、要望事項を直接お伝えできる機会があります。持ち時間は約10分です。今年度、足立区の割り当ては10月17日で、「持続可能な地域公共交通の運行」をテーマに2つの課題に絞って要望しました。

 1つ目は地域公共交通維持に向けた、都による財政支援対象の拡充を要望しました。財政支援の対象が、運行開始から36か月の公共交通に限られているため、長年運行してきた「コミュニティバスはるかぜ」は対象外です。区としても当然、路線維持のために力を尽くしますが、都の支援があればさらに心強いわけです。

 対象拡充でもう1つ掲げたのは、財政支援の前提条件となる「交通空白地域」の考え方です。バス路線が通っていると、例えそれが1時間に1便であったとしても空白地域とはみなされず、財政支援が受けられません。ここは柔軟に考えていただきたいと思い、要望しました。

 2つ目は都が現在進めている「地域公共交通の基本方針」の改訂に関する要望で、「各自治体の課題を把握した上で内容を検討していただきたい」ということです。同じ23区とはいえ、周辺区と中心区、面積の大きさなどにより、置かれた状況は大きく異なります。改訂には23区のうち3区が会議体に参加しますが、せめて事前に全ての区からアンケートを取るべきと考えます。

 今後区議会議員・都議会議員の皆様のお力もお借りして、都にもご理解をいただけるよう進めていきたいと考えております。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

all