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公開日:2025年6月25日 更新日:2025年6月25日
「江戸時代の忠犬白 ワンダフルジャーニー」という新聞記事を読みました。
「江戸時代に、その忠犬ぶりで死後に像が建てられた犬がいる。名前は『白』。病気の主人に代わって往復1000キロ以上もの旅に出て、再び故郷に戻ったと伝わる秋田犬だ」。
このような冒頭から始まる記事に「宿場町千住」のくだりが登場していたのです。犬の「白」は病気のご主人の代理として「伊勢参り」に出かけ、無事にその役目を果たして2か月後には故郷に戻り、錦を飾ったという内容でした。数年後に「白」が死んだときに、労いの気持ちを込めて像が建てられたそうです。
実は「南総里見八犬伝」の戯作者・曲亭馬琴(きょくていばきん)の息子さんが、「千住宿」で伊勢に向かう「参宮犬」を見かけ、執筆中の父親にその事実を伝えたのだそうです。にわかに信じがたい気持ちもあって、切り抜いてスクラップしました。「参宮犬」も通った「千住宿」なのですね。
人間でも困難な1000キロメートルの道程を踏破した「白」の忠犬ぶりには感服するばかりですが、当時のこうした例は「白」1匹だけのお話ではなかったようです。
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