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公開日:2025年5月8日 更新日:2025年5月8日
生物園の人気行事の一つにホタルの観賞会があります。閉園後の夜、屋外ドームを使った大型観賞イベント「ホタルの夕べ」(5月29日〜6月1日)では、約500頭のゲンジボタルが放つ幻想的な光をお楽しみいただけます。
また、日中の開園時間中には「昼のホタル観賞会」(6月7日〜6月29日の土・日曜日のみ)を園内の暗室で開催。こちらにはヘイケボタルが登場予定です。
ホタルの幼虫は一定期間水槽で飼育し、成虫になる時期が近づくと、自然に近い環境を保つホタル専用の水路に放ちます。水路の維持管理、幼虫が潜りやすい土壌改良、砂利の中に潜った幼虫を探して水路に放つなど、ホタルの飼育は1年を通して根気のいる作業の連続です。飼育員にとっての成果披露の場が観賞会ともいえます。
足立区では1977年から区職員によるホタルの養殖事業を開始し、生体展示は1979年から行なってきました。それが1993年の生物園開設の布石となったと聞いています。
かつては区内でも野生のヘイケボタルが自生していたそうです(私は見た記憶がありませんが)。そもそも当区の地域特性は湿地、水田です。水生生物の中でも豊かな自然環境の象徴ともいえるヘイケボタル。生物園では、「生きものと共生するために、一人ひとりに何ができるかを考えるきっかけになって欲しい」との思いから、日々ホタルの飼育に励んでいます。
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