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公開日:2025年4月15日 更新日:2025年4月15日

オウム真理教(アレフ)抗議デモ

 2025年3月22日(土曜日)午後1時から、約120人の参加者を得て開催された第32回の「足立入谷地域オウム真理教(アレフ)対策住民協議会」による抗議デモ・講演会に参加してきました。

 デモ行進は入谷八丁目公園を出発、「入谷にオウムはいらない!」「オウム絶対反対!」などのシュプレヒコールを繰り返しながら、アレフ足立入谷施設前で抗議文を読み上げ、舎人一号公園で解散。

 その後、場所をかえて行われた講演会は「地下鉄サリン事件 現場活動からの伝承」と題して、30年前の地下鉄サリン事件当日、地下鉄日比谷線、築地駅で救援にあたられた東京消防庁の元消防官の方が登壇されました。

 最初は「爆発火災」との119番通報で出場したため、警察も消防も防護衣やマスクをつけずに作業にあたりました。負傷者の衣服などに付着したサリンを吸い、警察・消防側にも多数の負傷者が出たことは意外に知られていないといいます。

 また定員を超えて負傷者を積極的に受け入れてくださった病院では、妊娠中の看護師さんがその後、出産を断念せざるを得なかったという事実もあったそうです。

 結局、「原因はサリン」という一報が入ったのは帰署する途中の車中でのこと。人命救助第一に、原因不明のまま対処にあたらざるを得なかった現場の警察・消防の方々の使命感に言葉が見つかりません。「地下鉄サリン事件」当日の、凄惨な現場の状況までご存知の方はほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。本年2月に議会で全会派一致で可決された「地下鉄サリン事件風化防止啓発推進条例」をテコに、今後も着実に活動を続けていきます。

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