ホーム > 区政情報 > はい、区長です。 > 区長のあだちな毎日(ブログ) > 区長のあだちな毎日 2024年 > 区長のあだちな毎日 2024年10月 > 熊手づくりが最盛期を迎えています
ここから本文です。
公開日:2024年10月31日 更新日:2024年10月31日
11月というと御酉様(おとりさま)を思い浮かべる方もいらっしゃるのでは? 因みに今年は11月5日、17日、29日で三の酉まであるんですね。「三の酉まである年は寒い」と聞いたことがありますが、これからグッと冷え込むのでしょうか?
酉の市で売られる熊手。足立区本木地域には昭和40から50年代にかけて、13軒もの熊手工房があったことをご存知でしたか? 農作業の手が空いている時期に、農家が内職として張り子を作っていたことがその理由ですが、少なくなったとはいえ、現在でも4軒の工房が残っています。
中でも「熊手工房はしもと」さんは、明治時代から約130年間にわたって熊手を作り続け、現在は家族8人で毎年約6千本を制作しているそうです。売れ筋は縦約18センチのコンパクトなもので、気になるお値段は2から3万円位とのこと。また、洋室にも飾ることのできる柄のついていない置物タイプも人気と聞きました。
制作した熊手は、酉の市発祥の地と言われる花畑大鷲神社、浅草の鷲神社などで販売します。もしかすると皆さんがお求めになられているその熊手、メイドイン足立かも知れませんね。
子どもの頃は両親に連れられて、毎年熊手を買いに浅草まで出掛けていました。本当に寒くて、混んでいて、という記憶がうっすらと残っています。四谷警察署の交通課勤務時代は、新宿の花園神社の酉の市でガタガタ震えながらマイクを握って広報活動にあたっていました。40年近く前の冬の寒さと比べると、最近の冬は温暖化が進んでいることを実感します。
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp
このページに知りたい情報がない場合は