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公開日:2024年8月28日 更新日:2024年8月28日

幼保小連携でめざすもの

 足立区では区内を13ブロックに分け、ブロック内の小学校と幼稚園・保育園が連携することで、小学校へスムーズな移行ができるよう様々な活動を行っています。

 活動にあたっては、「あいさつや返事ができる」「姿勢良く座ることができる」など7項目を目標に掲げ、毎年アンケートで状況を把握しています。今年度区立小学校の1年生になった児童の現状についてクラス担任にアンケートをとったところ、最も数値が高いのは「あいさつや返事ができる」で95.8%でした。一方「食器を持ったり、手を添えたりしながら食べる」は79.7%、「鉛筆を正しく持つことができる」は78.0%にとどまりました。

 区の担当者は、食器を持って食べる割合が低い理由を、「家庭ではワンプレートでの盛り付けが多いのではないか?」「おにぎりやパンの登場回数が多いのではないか?」などと考えているようです。

 食器を持つことやお箸を正しく使うことは、手指の発達や姿勢良く座ることにもつながります。さらに、その先の「鉛筆を正しく持てる」ことも視野に、まずは幼稚園や保育園で、食器を持ったり、手を添えたりして食べるなどの援助を行いつつ、食の楽しさも感じてもらえるよう工夫していくとのこと。

 一度ついた癖を後から直すのは本当に大変ですよね。周囲に小さいお子さんがいらしたら、ちょっと気を付けてあげてください。

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