ここから本文です。

公開日:2024年5月10日 更新日:2024年5月10日

認知症デイサービスで肩たたきボランティア

 足立区一ツ家と平野にある認知症対応型通所介護事業所「スマイル・エイジング」さんでは、近隣の小・中学生に声をかけ、施設利用者に肩たたきのボランティアを行なっています。

 ボランティアが始まったのは今年の2月から。現在は登録している12名の小・中学生が、平日の午後1時から3時まで活動しています。日によって滞在時間や参加人数は異なりますが、肩たたきとその後の歓談を含めておよそ30分から1時間程度滞在することが多いと聞きました。

 施設を運営するNPO法人代表の荻田さんは「高齢者などを含む地域の方との交流を通じて子どもたちの心を育みたい」と、同じ地域で活動する事業所から周知や費用面での協力を得ながら実施しています。

 参加している子どもたちからは、「おじいさんおばあさんが、とても喜んでくれるので嬉しい」「ここに来ると、自分のおばあちゃんに会っているように感じる」「いつまでも元気でいてほしい」という声が聞かれるそうです。

 子どもの頃、母の日や父の日に「肩たたき券」や「お手伝い券」を渡した記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんね。自分が最後に両親の肩を叩いたり、揉んだりしたのはいつのことだったのか、思い出せないくらい昔のことになってしまいました。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

all