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公開日:2024年2月1日 更新日:2024年2月1日
舎人町会から区の登録有形文化財である舎人氷川神社本殿を「辰年にちなんで特別公開します」との連絡が入りました。
通常はフェンスで囲い、立ち入り禁止となっている氷川神社本殿の壁面周囲には、向拝(こうはい)の両柱に昇龍・降龍、正面扉に唐獅子や牡丹、左側面に八岐の大蛇(やまたのおろち)退治、右側面に天孫降臨の様子が浮き彫りにされるなど、全体に見事な彫刻が施されているのです。残念ながら作者は諸説あって不明とのこと。
現在の社殿は天保7年(1836年)の建築で総欅造り。加えて、木目が直線で美しい柾目(まさめ)という希少な木材が使われています。江戸時代、舎人は赤山街道の宿場として栄え、また古くから定期的に市場が開かれるなど賑わっていたため、素晴らしい彫刻を持つ社殿の造営が可能であったと考えられます。
公開は2月28日(水曜日)、3月3日(日曜日)の午前10時から午後4時です。当日は区の学芸員が解説者として協力します。なお、神事等の予定が入った際はしばらくお待ちいただく場合もあるとお伺いしましたので、ご了承ください。
修繕してはいるものの、年月が経過していますので傷みは否めませんが、なんといっても見応えがあります。近くでご覧いただく機会も滅多にありませんので、ぜひお見逃し無いようになさってください。
ちなみに12年前は予想を超えるお客様の来場があり、境内にパイプ椅子が並んでいたことを思い出します。
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