徳川家ゆかりの区内史跡を巡りませんか？

　11月10日号の「あだち広報」の特集で取り上げた「徳川家」。今年のNHKの大河ドラマ放送開始以来、温めてきた企画です。徳川家にとって日光は聖地であり、その聖地へ向かう日光街道の始まりの宿である「千住」を中心に、区内には実際に将軍が立ち寄ったゆかりの場所が今も点在しているからです。

　今回は史跡を「歩いて巡る」ツアーと、「バスで巡る」ツアーの二つをご紹介します。

　歩いて巡るコースは「千住大橋」を出発し、ゴールの「名倉医院」を目指して、旧日光街道を北上する約2.8km。

　バスツアーは、葵のご紋の使用が許された、徳川家ゆかりの区内5か所のお寺を回ります。どちらもガイド付きのツアーですから、「へぇー」連発の裏話もたくさん聞けるものと思います。

　徳川将軍というと最近私はもっぱら、よしながふみさんの『大奥』。受験前にこれを読んでいれば、「もう少し日本史の点数が伸びたのでは？」と妄想したりして。

　一方、小説を読むと、黄門様でお馴染みの、水戸光圀はお忍びでよく千住を訪れて、酒や料理を楽しんでいたとも。長身でイケメンだったとの説もありますし、そんなことを想像しながら、ツアーを楽しんでみませんか？