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公開日:2023年7月20日 更新日:2023年7月20日

ちょっとした注意で、楽しい夏を

 最近はバーベキューブームと聞きました。特に夏休みを活用し、ご家族やご友人と計画している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そこで心配なのは「食中毒」です。詳しくはホームページを参照いただくとして、お肉による食中毒予防のポイントを3つお知らせします。

【1】どの肉も中心まで十分に加熱してください(レア好きの方も)。生肉に触れた付け合わせの野菜もしっかり加熱することをお忘れなく。

【2】生肉を焼く時はトング(箸でも構いませんが、食べる時の箸とは必ず区別を)、食べる時は箸、と使い分けましょう。サラダなど、そのまま食べる食品に使う器具と、肉に使用する器具も必ず別のものを。

【3】生肉を扱った手や調理器具は、その都度石けんや洗剤で洗ってください。

 「新鮮なものをきちんと冷蔵すれば、肉は生でも食べられる」と誤解している人が多いと担当者から聞きましたが、意外にも食中毒に鮮度は関係ないそうです。また「お店で提供されているから安心」とも言い切れません。実際、飲食店で生・半生・加熱不足による食中毒が多発しているからです。

 もう一つ怖いのが魚介類の体内にいる寄生虫「アニサキス」です。アニサキスが寄生した魚介類を生で食べると、胃や腸壁に侵入して激しい腹痛などの症状を起こします。わさびやお酢では死にません(意外にも信じている方多数とか?)。治療には医療機関でアニサキスを摘出してもらう以外に方法は無いそうです。当区の副区長もアニサキスによる食中毒を経験しており、その苦しさたるや表現できないとも。

 ちょっとした注意を徹底して、この夏も、楽しく、安全にお過ごしください。

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