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公開日:2023年7月12日 更新日:2023年7月12日

間引き野菜を知っていましたか?

 たくさんの種を蒔いて発芽させた後、生育が良い株に栄養を集中させ、収穫まで健康的に育てるために抜き取った野菜を「間引き野菜」と呼ぶそうです。厳しい現実ではありますが…。

 「間引き野菜」は味や栄養に違いがあるわけではありませんが、量が少なく一般流通には適さないことから、多くは廃棄されています。しかし「食品ロス」の観点から、「何とか活用の手立てはないものか?」と区と区内農家さんで思案する中で、「学校給食で活用できないか」と農家さんから提案がありました。

 そのモデル校として、SDGs未来都市の拠点・綾瀬地区から「綾瀬小学校」を選定。食材として調理しやすい「間引き大根」を給食の食材として活用する方向で調整が進んでいます。間引く時期は秋頃のため、給食に登場するのは10月頃を目標にしています。詳しい内容が固まり次第、改めてご報告します。

 収穫のために必要とはいえ、「間引き」という表現が少々ストレートすぎる感じもします。給食提供にあたっては、何か良いネーミングを工夫した方がいいのか、それとも、食材に対する感謝の心を育てる意味からは、そのままの方が良いのでしょうか?

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