ハッピーひろばオープンに向けて

　2020年、東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーの一つとして総合スポーツセンター公園に誕生したのが「スペシャルクライフコート」。その南側の遊具広場が、障がいのある子どもも、そうでない子どもも一緒に遊べる、インクルーシブ遊具を備えた広場として生まれ変わります。今月から工事に着手し、来年2月に完成を予定しています。

　完成に先んじて広場名称を公募し、決定したのが「ハッピーひろば」です。

　車いすに乗ったまま介助者と一緒にスロープを上り下りできる複合遊具、筋力が弱いお子さんでも背もたれに寄りかかって乗れるブランコ、鉄琴や色遊びを通じて音や色を学べる遊具など、複数の遊具メーカーからの提案を基に、障がい者団体のご意見を伺って整備内容を決定しました。

　植栽も嗅覚や視覚への刺激を意識して、ジンチョウゲやキンモクセイなど、香りの高い花を選定したほか、芝生でゆっくりくつろげる空間も用意します。

　区内全体にインクルーシブ遊具の設置が求められていますが、アクセスや駐車場の整備状況を考慮し、まずは総合スポーツセンターと隣接しているこの場所に決定しました。完成はまだ先になりますが、賑わいのある公園になるよう、PRにも力を入れて参ります。