ここから本文です。

公開日:2023年6月8日 更新日:2023年6月8日

美術雑誌『國華』で足立の文化遺産が特集されました

 『國華』は明治22年に、当時を代表する美術指導者の岡倉天心(東京藝術大学の設立者の一人)らが創刊した、現在も刊行が続く、世界で最も古い美術月刊誌の一つです。イギリスの大英博物館や、アメリカのメトロポリタン美術館など、海外の名だたる博物館・美術館でも購読されており、ここに掲載されることで、美術品の価値が一気に上がるという、大変に権威のある雑誌です。

 一冊5,500円(税込)で、一冊一冊白い薄手の紙で包装されていることからも、尋常ではないことがお分かりいただけるかと。

 その『國華』の最新号(第1531号)の特集に「千住・足立の文化遺産」が登場しました。私などの門外漢には正直ピンとこない話なのですが、区の学芸員始め、区制80周年を契機に実施した調査に関わってくださった皆様方の喜びはひとしおです。

 かつて、千住の町に、江戸琳派の系譜に連なる文化人たちが数多く存在し、郷土博物館の調査により、その存在と価値が改めて専門家の間でも正しく認識されたことは、区民共通の誇りであり、次世代にしっかりと継承していきたい区の歴史の1ページです。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

all