公開日：2023年5月30日　更新日：2023年5月30日

足立の民話がアニメに

　日本財団が中心となり推進している「海と日本プロジェクト」。その柱の一つが「海ノ民話のまちプロジェクト」です。

　このプロジェクトの主催は「一般社団法人日本昔ばなし協会」で、全国の海にまつわる民話を、あの人気テレビ番組「まんが日本昔ばなし」制作チームがアニメ化し、上映などを通じて「海との関わり」や「地域の誇り」を子どもたちに伝承していくことが目的と聞きました。これまで40自治体で42本のアニメが制作されましたが、このたび都内初で足立区の「千住大橋と大亀」のアニメ化が決定！物語のあらすじは以下の通りです。

　1593年（文禄2年）、隅田川に千住大橋を架ける工事の際、どうしても橋杭が打ち込めない場所がありました。川の主である大亀がこの場所に住んでいて、その甲羅が杭に当たっていたのです。そのため3番目と4番目の杭の間を少し広げたところ、めでたく杭を打ち込むことができ、橋が完成しました。以来、この場所は、「亀のま」「亀のます」と呼ばれたそうです。ちなみに、当時川の流れが複雑だったのも大亀がいたためとされています。

　完成は12月初旬とのこと。今から楽しみです。

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