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公開日:2023年5月22日 更新日:2023年5月22日

校庭の釘による事故を受けた足立区の対応

 選挙期間中ということを考慮し、「あだちな毎日」の発信を控えておりました。選挙が終了しましたので、本日から再開いたします。今後ともご贔屓(ひいき)のほどお願い申し上げます。

 5月11日付けの新聞報道によると、杉並区の区立小学校の校庭に放置されていた釘により、子どもが転んだ際に十数針を縫う怪我をしたとのこと。

 これを受けて足立区教育委員会は同日付けで、5月23日を期限に、教職員が校庭に横一列に並び、一斉に校庭の状況を確認するよう通知を出しました(この方法って、よしながふみさんの漫画『大奥』にも出てきましたね)。

 これはあくまでも緊急対応ですので、地中に埋もれている釘までは除くことができません。そのため、抜本的対策として学校用務業務委託事業者が金属探知機で調査するための補正予算を、6月の区議会に提出する準備に入りました。

 対象となるのは全区立小・中学校102校のうち、人工芝等の施工をしている39校を除いた63校です。学校は敷地が広大で、大変多くの作業時間が必要なため、夏休み期間にずれ込むところもあると思われます。すでに決まっている学校活動との調整を行い、空き時間をやり繰りしながら少しでも早い調査実施を目指します。

 また、幼稚園や保育園については、園庭の規模も小さいことから、金属探知機が用意でき次第、順次実施の方向です。

 一度徹底的な調査をしないまま「今後は注意します」と言っても、不安は払拭できません。調査の結果等は、区ホームページや「教育だより」等を通じてお知らせしていきます。

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