屋根修理の訪問勧誘にご注意

　ある会合で参加者から「自宅周辺で建築などの工事があると、『作業中にお宅の屋根が見えたが、だいぶ傷んでいる』などと言って写真をみせ、高額の見積りを提示されるという事例を聞いた」とのお話がありました。
　すると、他の参加者から「うちにも来た」と次々に声が上がり、正直驚きました。地域に当たりをつけて、集中的に展開しているのかもしれませんね。

　翌日担当者に確認したところ、昨年12月に消費者センターだより「すけ坊かわら版」で「突然の住宅修理の勧誘は断ろう！！」と注意喚起が行われていました。

　訪問勧誘による悪質事業者との契約トラブルに遭わないための対策は、1.話を聞かない（ドアを開けず、インターフォン越しで断る）、2.点検させない（壊れていないのに、業者が壊す場合も）、3.絶対にその場で契約しない、の3つです。

　警察署にも相談が多く寄せられているようですが、「後日に相談を受けても相手方を特定するのが難しいので、不安に感じた際は速やかな110番をお願いしたい」とのことでした。

　先日、区民の声でも「しつこく勧誘を受けたので注意喚起を」というご意見をいただいており、警察署が把握している以上に勧誘数は多そうな気配です。周囲に建築などの工事がある場合は、特に御用心ください。