高齢者緊急通報システムが自己負担ゼロで

　持病など健康に不安を抱える「65歳以上の独居世帯」または「高齢者のみの世帯」の方々にご利用いただいている「高齢者緊急通報システム」。これまでは月額900円（非課税世帯・生活保護世帯は500円）をご負担いただいてきましたが、今年度から所得に関わらず自己負担ゼロでご利用いただけるように変更しました。

　このシステムは、急な発作などの緊急時に、区の委託事業者がお宅に駆けつけるシステムで、駆けつけるパターンは二つあります。まず一つは、ペンダント式の通報装置（新聞の広告でも見かけるアレです）のボタンで連絡した場合。もう一つは、24時間以上お部屋で動きがない時（生活リズムセンサーといい、台所やトイレの近くに設置）に電話で安否確認し、必要と判断した場合です。そのため、利用者宅の合鍵を事前にお預かりすることになります。

　駆けつけた際、必要に応じて事業者が119番通報し、前もってご登録いただいたご家族等にもご連絡します。

　サービス開始は平成18年度と意外に古く、開始当初からご利用されている方もおり、現在は1,000人を超える方にご登録いただいています。

　サービスの対象となりうる方に心当たりのある場合は、この機会にお声がけしてみてください。

※ご利用には地域包括支援センター職員による調査が必要です。調査の結果、対象とならない場合もございますので、ご了承ください。