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公開日:2023年3月23日 更新日:2023年3月23日

給食メニューコンクール表彰式

 学校給食メニューを児童・生徒がご家庭やグループで考えながら、食への関心や給食への親しみを高めてもらう目的で実施しています。14回目の今回は小・中学校合わせて過去最高の7,221作品の応募があり、それぞれ25作品を表彰しました。

 今回のテーマは「こんな給食あったらいいな。私たちが食べたいメニューはこれ!」。コロナ禍で給食は黙食、その他にも多数の我慢を強いてきた子どもたちに、せめて食べたい給食を提供してあげたいと考えて設定しました。

 ちなみに区長賞は小学生の部が「さつま こまつな おとうふマフィン」と、アメリカ南部発祥のトマトベースの煮込み料理「ガンボ」、中学生の部は「高野豆腐入り焼き鶏丼、小松菜と人参の胡麻和え、わかめと玉ねぎと豆腐のお味噌汁」でした。

 受賞者の通学先の中には、受賞メニューの給食を既に提供した学校もあり、大評判だったそうです。現在、今回の受賞メニューを皆さんにも食べていただけるよう、家庭用にアレンジしたレシピを作成中です。準備ができ次第、区ホームページやSNS等でお知らせしますので、楽しみにお待ちください。

 私は昨年末にコロナに罹患しました。熱は出なかったものの、味覚がおかしくなりました。甘い、辛いは分かっても、微妙な味わいが感じられず、もしこのまま回復しなければ、文字通り「何と人生味気ないことか」と、今更ながらに味覚の重要性に気付いたのでした。

 足立区の給食は、本来の出汁の味をベースに調理しているため、当初は「薄くて、味がしない」と感じる子どもが多いと聞きました。それが数年経つと、「今日の出汁はよく出ていたね」というセリフが飛び出すようになるというのです。出汁の味が分かる子どもって、そうそういるものではありませんよね。

 食の面から健康を維持するためにも味覚は一生の財産です。その味覚を育てる給食。奥深し。

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