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公開日:2023年3月15日 更新日:2023年3月15日

プラスチックの分別回収モデル事業

 足立区では現在、プラスチックを燃やすごみとして扱っていますが、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の令和4年4月施行に伴い、今後はプラスチックを分別回収することになりました。

 燃やすごみの収集を週3回行なったまま、プラスチックを別日に回収することは、経費や収集車の排ガスによる環境負荷の問題からも困難なため、燃やすごみ週2回、プラスチック週1回に変更せざるを得ない状況です。23区で燃やすごみを週3回収集しているのは足立区と板橋区の2区のみ。とはいえ、事前の区民アンケートでも、燃やすごみの収集を「3回のままにする」か、「2回に減らす」かは、ご意見が分かれました。

 円滑な導入を図るため、令和6年4月から2年間はモデル地区で試験実施を行い、全区での本格実施は令和8年4月からを予定しています。モデル地区となるのは千住地域全体と、小台、宮城、新田の約5万6,000世帯(区全体のおよそ15%)です。

 選定の理由はいくつかありますが、荒川で隔てられているため、回収・収集方法が異なるエリアと隣接せず、混乱が発生しづらいことなどが挙げられます。7月以降、モデル地区にお住まいの方を対象とした説明会をエリア毎に丁寧に開催していく予定です。

 今まで燃やしていたものを分別して、集積所まで運ぶという手間をおかけすることになりますが、燃やすごみを減らし、焼却による二酸化炭素の発生を減らすとともに、資源循環を促進する等、地球環境保全の視点からも避けては通れません。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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