公開日：2022年11月11日　更新日：2022年11月11日

「区民の声」の回答

　区長へのメール等を通して寄せられる区民の皆様の「声」は年間およそ2,000件（コロナに関する声により令和2年度は約4,600件、令和3年度は約3,400件）。荒川河川敷で迷い鹿が発見された時には、１週間に500件もの声が集中するなど、何か特別なトピックがあると、激増することも多々あります。

　届いた「声」は、所管課に割り振り、回答案が作成されて私のところに上がってきます。内容をチェックし、必要がある場合には修正をしますが、原則として受け付けから2週間以内に返信を行うことをルール化しています。

　区ホームページの「区長へのメール（ご意見・ご提案、ご要望）」から「声」をお寄せいただく場合には、「回答を希望します」「回答を希望しません」のチェック欄を設けていましたが、意外にも「回答を希望しません」の場合も多いのです。

　とはいえ、区に対する具体的なご要望の場合など、実現の有無や、仮に実現ができない場合にはその理由など、区としてぜひお伝えしたい内容もあります。そのため、中にはこちらの判断により、「回答を希望しません」とした方に対してご連絡をする場合も。しかしながら、「回答不要としたのに、なぜ連絡してくるんだ」とご立腹される方もおられると担当から聞きました。

　そこで、今回、「回答を希望します」「回答を希望しません」に加えて「どちらでも良いです」という選択肢を増やしました。「回答を希望しません」とした方については、基本的には返信をしないこととし、「どちらでも良いです」とした方については、区としてぜひお伝えしたい内容がある場合には回答するというように、ルールを改めます。

　広くご意見を伺うツールである「区民の声」。これからも一つひとつすべての「声」に目を通しつつ、できるところから、改めるべきは改めてまいります。

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