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公開日:2022年11月9日 更新日:2022年11月9日

オレンジの皮が大変身

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和賀さん(左)と眞柄さん(右)。Petit Bonheurの前で撮影

 東和で搾りたてオレンジジュースとクロワッサンの専門店を経営する和賀さん。働いていたホテルをコロナ禍をきっかけに退職し、地元での起業を決意。「ホテルの朝食を日常に」との思いから、令和3年末にオープンしたのが「Petit Bonheur(プティボヌール)(足立区東和2-4-18)」です。

 お店では、ジュース1杯を作るのに4から6個のオレンジを使うため、捨てなければならない皮の量が半端ではなかったそうです。そこで、廃棄せずに再利用できる方法はないものかと、足立成和信用金庫の中小企業診断士さんに相談。早速紹介されたのが花畑でエステサロン「ChouChou salon(シュシュサロン)(足立区花畑5-3-15)」を経営する眞柄さんで、試行錯誤の末、ジュースを搾ったオレンジの皮を原料にしたバスソルトが誕生したのでした。お求めは両店舗で。

 SDGsの好事例です。普通は「もったいないな」と思うものの、結局そのままになってしまうことがほとんどの気がします。今回のように、人と人、コトとコトを繋ぐことがいかに重要か、思い知らされます。

 足立区でもSDGsに力を入れて取り組む企業を認定し、支援する事業を企画中ですが、単なる認定事業で終わることのないよう、実効性をもった仕組みを民間企業の皆様とともに模索していきたいと考えています。

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