公開日：2022年9月28日　更新日：2022年9月28日

東京消防庁 唯一の女性水難救助隊員

　足立消防署には東京消防庁でただ1人の女性水難救助隊員、久々宇（くぐう）さんがいます。8月に行われた全国消防救助技術大会、水上の部（溺者搬送）に要救助者として出場し、チームは全国1位に輝きました。

　学生時代はライフセービングを経験し、人命救助のスペシャリストを目指して、日頃からプールに通い「巻き足」という立ち泳ぎを重点的に訓練しているそうです。

　今後は消防車を運転する資格取得研修を受講する予定で、消防車の操縦もできる水難救助隊員として頑張りたいとのこと。応援したいですね。

　女性の社会進出が叫ばれて久しいものの、まだまだ「女性初の○○」と呼ばれる立場の方がいらっしゃいます。「ガラスの天井」どころか、分厚い鉄の天井（透明ではなく、そこにあることがはっきり見えている）と、日々格闘されている女性も大勢おられることでしょう。

　「そんなこともあったよね」と、懐かしく思い起こせる日が一日も早くやって来ることを願いつつ、今日も一歩一歩前進です。

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