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公開日:2022年9月14日 更新日:2022年9月14日

ツシマウラボシシジミを特別公開

 国内希少野生動植物種に指定されている「ツシマウラボシシジミ」を、9月18日(日曜日)から23日(祝日)まで、生物園の大温室で特別公開します。期間中は毎日成虫を放蝶、飛び回る姿をご覧いただけます。
※9月20日(火曜日)は休園

 長崎県対馬北部にのみ分布する開張(翅を広げた際の先端から先端までの長さ)約2cmのシジミチョウですが、近年生息数が激減し、生物園では2013年から個体数の安定を目標に生息域外保全活動を実施してきました。努力が実り、全国で初めて交尾・採卵に成功。2014年には環境省の正式要請を受け活動を継続しています。

 翅の表が青いのがオス、暗褐色なのがメス。ただし両性とも翅の裏は白色で、黒い大きな斑点がついています。これが「ウラボシ」の名前の由来です。

 生物園の大温室では、一年中15種類以上の蝶が飛び交う様子を楽しめますし、運が良ければ肩や頭に乗ってくれることも(捕まえることは厳禁です)。

 近年では区内でモンシロチョウすら目にする機会がめっきり減りました。大温室で、非日常的な景色を楽しんでください。

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