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公開日:2022年8月25日 更新日:2022年8月25日

都営住宅の空室を水害時に活用

 足立区では、令和元年の台風第19号襲来時、小・中学校をはじめとする区内135か所の避難所を開設しました。その時の反省や検討に基づいて令和2年に東京都と結んだのが「水害時の緊急避難先としての都営住宅等の空き住戸使用に関する協定書」です。

 台風第19号の後、「遠くの避難所に避難せずとも、近隣の都営住宅の高層階に空いている部屋がある。これを活用できないか?」というご意見を複数頂戴し、都に働きかけた結果、利用が実現しました。

 毎年協定に基づき、区が要望し、都が都営住宅の空き住戸を選定します。いざ災害時には、区職員が現地に赴き、解錠します。選定される空き住戸は毎年変わりますが、今年度示されたのは17団地、40戸です。

 避難所ではなく、あくまでも命を守るための緊急的な避難先のため、職員の派遣や備蓄品はありませんが、浸水の恐れのある都営住宅の低層階や、周辺にお住まいの方で、安全な場所への避難が難しい場合の避難先として活用を予定しています。
 
 高台がほとんど無い当区にとって、緊急の避難場所として、ありがたい存在です。利用しないに越したことはありませんが、訓練を怠らず、いざという時に備えます。

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