公開日：2022年8月17日　更新日：2022年8月17日

都市農業公園で稲の花が見頃です

　今年の立秋は8月7日から22日まで。暦の上では秋とはいえ、連日の猛暑に、本格的な秋の訪れを首を長くして待っておられる方も大勢いらっしゃることでしょう。

　鹿浜の都市農業公園から、初秋の便りとして揺れる稲穂ならぬ、稲の花の話題が届きました。区内には現在水田は二つ。その一つが都市農業公園内にあります。現在田んぼでは稲に花が咲き始めました。花がお米になるので、開花状況は秋の収穫を左右する大切な要素です。毎年、農家は祈るように開花を待つと聞きました。

　稲が穂を出すことを出穂（しゅっすい）というそうで、花は出穂後すぐに咲きます。午前中、1～2時間しか咲かないので、目にする機会は滅多にありません。

　白い花びらのように見えるのは実は雄しべ。稲の花には花びらは無く、雄しべの根元に隠れている雌しべが受粉すると膨らんでお米になるというわけです。見頃は8月20日ごろまで。例年9月下旬に収穫し、乾燥や脱穀・精米の上、11月初旬には無農薬・無化学肥料の「としのう米」として1kg600円（税込み）で販売しています。

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