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公開日:2022年7月19日 更新日:2022年7月19日
東京都交通局が公表した資料によると、ラッシュ時間帯の混雑緩和策として、今年度から令和6年度までの間に、既存の12編成(1編成5両)をロングシート化し、輸送力の増強を図るとのことです。
ロングシート化により定員は1編成245人から262人と17人増。また車いすやベビーカー利用者等のスペースを現在の2か所から6か所へ増設するとのこと。全車両に防犯カメラも導入されます。
またコロナ対策として、つり革、手すり、座席、扉などにウイルスを不活性化させるコーティング剤を施工しています。
現在、ラッシュ時間帯は約3分間隔で運行されているものの、令和元年度には混雑率が最大189%、コロナの影響を受けた令和2年度においても140%。利用者や議会からも混雑緩和策の強化が要望され続けています。
しかし、問題はロングシート化以上の対策は、車両基地や駅舎の拡張などの抜本的な工事を行わない限り難しいということです。
実際、ラッシュ時間帯は混雑しているものの、それ以外の時間帯の利用は少なく、収支は現在も赤字とのこと。とはいえ、沿線の足はライナーが頼りです。常に都と密接に混雑緩和策を練っていきます。
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