ここから本文です。

公開日:2022年7月22日 更新日:2022年7月22日

高校生が寄付先を決定

 「日本ファンドレイジング協会」は寄付文化を広めるために、資金を寄付する団体を高校生が選定する企画を実施しています。参加した都立両国高校の生徒32人が寄付したい団体を調べ議論した結果、当区の「あだち子ども食堂」さんが寄付先に決まり、30万円を受け取りました。

 選考のポイントは緊急性、財政的困窮度、利用者の数、寄付の効果など8項目。昨年の11月に高校生の前で団体代表が行ったプレゼンでの「コロナ禍で外遊びができない子どもたちのために、公園でバーベキューをして食を提供したい」という思いが通じ、寄付に結び付いたとのこと。

 コロナにより残念ながらバーベキューはいまだ実現していませんが、寄付を受けてから初の開催となった5月25日の子ども食堂では、屋内で焼肉定食が提供され、日頃よりも豪華なメニューに参加した皆さんは大変喜ばれていたとのことです。

 児童・生徒に対する主権者教育の必要性が叫ばれている昨今、単なる講義形式よりも、実際に活動している団体の事業内容を知り、子どもたちの感覚や知識で評価するのは大変有意義だと思います。

 足立区には区が実施している事業の費用対効果や手法を評価する「区民評価制度」がありますが、委員は18歳以上が対象。再考の余地ありと考えています。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立区役所
〒120-8510
足立区中央本町一丁目17番1号
電話番号:03-3880-5111(代表)
Eメール:voice@city.adachi.tokyo.jp

all