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公開日:2022年5月25日 更新日:2022年5月25日

タイムライン国民会議が発足しました

 正式名称は「タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議」といいます。5月10日の設立総会を経て、産声を上げました。足立区も参加34自治体の一つとして名を連ねています。

 目的は「タイムライン防災をより多くの自治体や地域住民に広げていくことで、災害から命を守る防災意識社会の構築を目指す」ことにあります。

 地震とは異なり、台風接近は事前に予測が可能です。そこでタイムラインは、予想される台風最接近時から逆算して、国や地方自治体、警察、消防、鉄道事業者などがそれぞれの防災行動を時間軸ごとに定めています。

 区内では、2018年に中川地区の地域住民が中心となって区内初のコミュニティタイムラインを策定。2019年の台風第19号の際は、策定したタイムラインに従って町会・自治会が中心となり、避難所の立ち上げから運営まで、積極的に行動していただきました。その後、小台・宮城地区が策定を終え、現在本木・関原地区で策定中です。

 実際にタイムラインを使って避難行動を呼びかけた市長によると、「過去の経験則(今までは大丈夫だった)」と「最悪の事態が来るはずがない(来て欲しくない)」という二つの住民の意識が、避難を阻む最大要因だったとのこと。想像に難くありません。

 台風シーズンを前に、今一度気持ちを引き締めます。

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