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公開日:2022年5月24日 更新日:2022年5月24日

朝顔の種をまきます

 本庁舎北館の出入口付近に、毎年グリーンカーテンを作っています。今年も朝顔を育てますが、今回はただの朝顔ではありません。「けんちゃんの朝顔」です。

 「けんちゃん」とは、2016年2月、下校途中に交通事故で亡くなった当時綾瀬小学校1年生の高田謙真(けんしん)君のことです。亡くなった後、ご家族は自宅の鏡餅をのせる三方の穴の中から、数十粒の朝顔の種を見つけました。謙真君が生前、種を投げて遊んでいたことを思い出し、お母様の高田香さんは、謙真君が通っていた小学校に「悲惨な交通事故が二度と起こらないよう、交通安全の願いを込めて育ててほしい」とこの種を手渡しました。その夏、見事に開花した「けんちゃんの朝顔」は、採取した種を通して全国に広がっています。

 高田香さんとは綾瀬警察署の交通安全のつどいで隣の席になり、自己紹介しあったのがご縁で本庁舎での種まきとなりました。

 朝顔の種まきは小学校の夏休みの宿題以来です。8月から9月に見頃を迎えると思います。本庁舎にお越しになる際は、是非ご覧ください。

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