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公開日:2022年4月27日 更新日:2022年4月27日

足立新田高校相撲部出身の栃丸関 十両昇進へ

 大相撲春場所において、西の幕下筆頭で4勝を上げ勝ち越した栃丸関(足立新田高校30期卒業生)が、十両昇進を決めました。

 幼少期より地元の相撲道場に通って腕を磨き、高校3年生の関東大会では決勝トーナメントに進出。準決勝で現在の北勝富士関に敗れ、惜しくも3位となりました。

 高校卒業後は春日野部屋へ入門。身長が当時の新弟子検査合格基準(ちなみに、当時の基準は身長173cm以上、体重75kg以上)を満たしていなかったため、第二新弟子検査での入門となったそうです。

 途中膝の怪我で低迷した時期もあったと耳にします。豊富な稽古量と真摯に相撲に向き合う姿勢を貫いてきましたが、番付上を一進一退する状態が続きました。そして苦節11年、番付を西の幕下筆頭まで上げて迎えた今年の春場所で見事勝ち越し、遂に念願の十両昇進を勝ち取ったのです。

 足立新田高校相撲部出身の十両昇進は千代大龍関についで2人目とのことですが、高卒では初。栃丸関は区内出身ではありませんが、区内の都立高校出身ということで、是非今後の活躍にご注目下さい。

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